あなたはなんのために仕事をしてますか?

こう問いかけられて即答できる人はいったい何人いるでしょう?

私も答えに困ってしまいます。

 

洋菓子屋(ケーキ屋)さんで、「あなたのお店は何を扱っていますか?」

という問いかけに「ケーキです!」という人もいれば「美味しさや

美しさです!」という人もいれば「ケーキを通して楽しさや想い出

や感動を創造しています!」という人がいます。

「楽しさや想い出や感動」と言った人は、自分の作ったケーキを食べる人が

どうすれば喜んでもらえるかを想像しながら仕事をするので単に「ケーキ」と

言った人に比べケーキの形や味だけでなく、箱などの装飾やお店の雰囲気、

接客態度などにまで気を配ることでしょう。

同じ洋菓子屋(ケーキ屋)でケーキを取り扱っていても考え方によって

仕事の仕方は大きな変わってきます。

スタッフ全員が高い視座で広い視野で柔軟な視点をもって仕事に取り組む

ためにも「なんのために仕事をしているのか?」そして

「あなたの会社は何を扱っている会社ですか?」を常に問いかけ

意識することが大切なのです。

 

仕事には4つの段階があります。

①死事・・・何も考えずただ作業的にこなす(0人称)

②私事・・・自分の興味関心のあるところだけする(1人称)

③仕事・・・言われたことだけをする(2人称)(相手が必要とすることだけ)

④志事・・・志を持って事を成す(3人称)

みんなが「志事」の視点まで意識を引きあげれば、自発性が生まれ

大きな結果・成果を生み出すことができるでしょう

 

常に質の高い問いを持ち、志事(志を持って事を成す)していきたいですね。